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世界のガーデンデザイナーたちが技術や芸術性を競い合う
ガーデニングショー


もっと身近に楽しめる

各約50作品

コンテナガーデン・
ハンギングバスケット

一般公募によるコンテスト作品を展示。
暮らしのヒントになる作品の数々をお楽しみください。

期間/10/12(土)~11/4(月)
会場/コンテナガーデン パレス ハウステンボス参道
ハンギングバスケット パレス ハウステンボス本苑


コンテナガーデン

最優秀作品賞

秋の気配

牟田 陽三

(有)生香園


金賞

Deep Autumn

難波 亜由美


銀賞

Nostalgic

中川 由紀


銀賞

秋うらら

熊本 美代子


銀賞

秋の便り

牟田 陽三

(有)生香園


銅賞

秋に発つ

阿部 雅彦


銅賞

花笑み

田中 千代美


銅賞

秋の訪れ

池田 眞由美

JAPAN plants gathering society


銅賞

秋色でgood job

岩永 佐和子


入賞

一行三昧

杉尾 雅峰

長崎オランダ村 花の街づくりチーム

入賞

美しい地球

佐々木 和中

asiac


入賞

autumn colors oh year!!

岩永 亮

入賞

待ち遠しいな

片岡 真奈美


入賞

プレゼント

佐々木 冴加

asiac

オリジナル賞

多々良 恵美


アイデア賞

もふもふ

林 真智子

ユーモア賞

花風

有野 法子


次世代応援賞

Guide plate

亀田 愛斗・正田 瑞季

福岡県立行橋高等学校


ハンギングバスケット

最優秀作品賞

秋分の頃

杉尾 良伸

長崎オランダ村 花の街づくりチーム


金賞

Riunione segreta(秘密の再会)

峯 ひろみ


銀賞

秋模様

森 楓花


銀賞

白露

浦塚 久子


銀賞

秋祭り

杉尾 雅峰

長崎オランダ村 花の街づくりチーム


銅賞

秋への道しるべ

森 悦子


銅賞

秋色の楽しみ

山口 佳

長崎オランダ村 花の街づくりチーム


銅賞

秋の園

吉岡 アサ子


銅賞

fall of the leaf

江川 清和


入賞

やすらぎの心

八尋 光子

入賞

華やぐ秋

権藤 良枝


入賞

秋の気配が…

金子 順子

山東美建ガーデニングサークル

入賞

秋景

吉松 晃子


アイデア賞

とある惑星

佐々木 冴加

asiac

エレガンス賞

夢溢れる

林 真智子


オリジナル賞

華麗なるHTB!

熊本 美代子


◆全体総評

審査委員長 山本 紀久

改めて確認しておくと、コンテストの審査は・・・・
①テクニック:植物を扱う基礎となる、種の選択(季節性や類似の生育環境への配慮)や植栽材料の品質(展示環境に耐える健全な個体)、植栽密度(過密による蒸れや萎縮のない間隔)、展示期間までの養生(植栽した植物が基盤に根を下ろし、再び成長しながら隣接する植物同士が馴染んでくる以降がハンギングやコンテナーにとっての最大の見せどころで、この‘馴染み度’が大きな評価の基準となる 
②デザイン:コンテナーでは器と植物の組み合わせ方、ハンギングでは植物素材の形や色の配置などの技量が審査の主な対象となる。 さらにその結果としてつくられた作品の「デザイン」について 次の二つの視点で審査する。
①プロポーション:コンテナーでは、器の形や大きさと植物とのバランス、ハンギングでは、作品全体の形、額などの背景のあるものでは、それと植物との調和 
②カラーハーモニー:コンテナーでは、植物同士の色と器の色と植物の色との調和、ハンギングでは主として植物同士の色の調和が主要な審査対象となる。
③独自性:独自性は、プロポーションとカラーハーモニーが評価を得た作品の中でも、さらに他の作品にはない個性があるものについて評価するもので、昨今、えてしてマンネリ化しがちなコンテストの中では特に評価したい項目である
このように、これまでは以上の審査基準によって金、銀、銅、入賞の4段階で表彰してきたが、今年からはさらに、これらの個々の評価も際立てる意味で、特にテクニックのすぐれた作品については「技術賞」、カラーハーモニーが素敵な作品には「エレガンス賞」、独自性のある作品には「アイディア賞」と「オリジナル賞」、思わず笑顔が漏れるような作品には「ユーモア賞」などの賞を設け、さらに22才以下の若手に対しては「次世代応援賞」を設立した。

その結果として今回の作品を振り返ると・・・
<コンテナーガーデン>
評価の中で最も基本となる「テクニック」については、全体的に良い方向で向上してきているが、最も改善できる余地があるのが、「器と植物の調和」と「カラーハーモニー」である。多くの作品がこの点で、得点を伸ばせずにドングリの背比べになったのが惜しまれる。特にどの作品も多種の植物を使いすぎて、総体的に印象の薄いものになってしまった。
<ハンギングバケット>
コンテナーガーデンと同様「テクニック」については、年々技術が向上してきているが、この中での改善のポイントは、「植栽密度」と「カラーハーモニー」である。
先に述べたように、コンテナーやハンギングとして植栽した植物の魅力が十分に発揮されるには、お互いの植物同士が馴染んでくるまでに一定の時間が必要である。その際に個々の植物が健全に生育できるように、根周りや葉周りに十分な空間を用意しておかなくてはならない。
今回の作品の「植栽密度」を、そのような視点で見ると、粗密の差が大きかったように思う。審査はワンポイントで行われるが、評価は、その先の持続性を読み込んで行われる。
次いで気が付いたのが、コンテナーと同様の「デザイン」と「カラーハーモニー」である。
 「デザイン」については、ハンギングバスケットの基本ともいえる、「フォーカルポイント」の意識がされていないということ。
フォーカルポイント(Focal point)は、建築、造園、園芸で使われる言葉で、「注視点」「目を引く点」の意味で、フラワーアレンジメントでは、「構成上・視覚上の焦点」と説明され、ハンギングバスケットやブーケなどでは、作品のテーマを強調するために、デザインの構成上最も重要な「主役」を務める植物を視線が集まる中心部分に置くよう指導される。
そのようにしてみると、今回の作品の多くがこの原則からはずれているように感じた。これは「カラ―ハーモニー」とも関係するが、あまりにも多くの植物を使いすぎて、さらに焦点がぼけてしまっている。
以上が今回の審査基準の説明と、総評であるが、両部門ともに基本となるテクニックが向上しているので、改めてデザインの原点に返って、次回は一味違った作品が出展されることを期待している。

◆コンテナガーデン部門講評

審査員 藤原良治

今回のコンテナガーデン出展にあたっては、残暑厳しい中での草花調達や育成管理など、苦労も多かったのではないかとご察し致します。
どの作品も、秋らしさが感じられる素敵な内容となっており、フラワーショーへ通じるプロムナードとして期待が感じられる演出となっておりました。
コンテナガーデンでは器と草花との組み合わせやバランスが重要視されます。
まず組み合わせについてでありますが、オーバーな言い方で例えると、同じ2つの内容の素敵なアレンジを、一方は味わいのある苔むした焼き物の器へ演出を行い、もう一方は古びた発泡スチロールの器へ演出を行って、その2つを見比べた場合、同じアレンジ内容であっても感じ方は真逆と違ったりします。このように器は植物を引き立てる上でも大事な要素であります。
次に、器と草花とのバランスでありますがこちらも大事な要素であります。頭でっかちとなったり、不安定さが感じられると落ち着きや存在感が損なわれます。作品展示となるとどうしても目線に近い位置にアレンジの華やかさを持ってきたいなどの理由で、何らかの土台によってかさ上げをおこなったりします。しかし、その土台も全体の雰囲気に影響を与えるものであるので安定感や落ち着きに考慮して選定することが大切であります。
今回の最優秀賞の作品はそれらの内容にも配慮されたナチュラルで落ち着きのある素敵な作品でありました。

◆ハンギングバスケット部門講評

審査員 林 緒利江

真夏を思わせる日差しが作品の花びら、葉っぱを輝かせ、審査する者は汗ばむ中での審査でした。
今年は特に残暑が続きました。
その様な中での植物の選択、ご苦労は計り知れず、又管理の難しさも痛感しております。
コンテナに関しては器材と植物との縦の対比、そして全体のバランスが気になる作品が多いように思いました。
器材の安定性を重視することも 大切です。
又、手作り器材の独創性も進化し今後が楽しみです。
それぞれに趣向を凝らした植物、株元に気遣いのマルチングも微笑ましく拝見しました。

ハンギングバスケットの作品は、季節を意識したオータムカラーの植物が使われ、パレスの壁面を美しく飾っていました。
制作にあたり、にわかか植え込みで有る作品、しっかり育てられた作品と、日差しが当たるゆえに判別していました。
基本の事ではありますが、季節にそった植物、植生のあった植物、下垂するのか!
立ち上がるのか、ボリュウムが出るのか、流れてリズムを出すのか、植物一つ一つの育ち方も十分考慮し、植え込み位置の決定、育つ過程のスタイルも考え、詰め込みすぎず、風通しの良い作品を制作する様にお願いします。

全ての作品に、製作者の思いが込められているとそこかしこに見受けられ、採点する私達は楽しい時間でもあり、受賞されなかった作品に後ろ髪を引かれながらの審査でした。 来年2020年のコンテストも皆様の作品に向かい合い、制作者の気持ちに心寄せられる、ハウステンボスコンテナ・ハンギングバスケットコンテストのご参加をお待ちいたしております。

○審査員

役職 氏名 所属
審査委員長 山本 紀久 ランドスケープコンサルタンツ協会顧問。
東京ディズニーランド、八景島シーパラダイス、ダイキン工業アレス青谷の研究施設、沖縄総合運動公園他、数多くの植栽設計を手掛ける
審査員 林 緒利江 (一社)日本ハンギングバスケット協会 理事
審査員 藤原 良治 株式会社グリーンメイク、ガーデニングワールドカップ2011金賞、最優秀施工賞受賞