スタッフレポート
2008年6月6日

生き物図鑑

右側下に隠れてます

本当に大きかったのです

タイミングが合えば見れるかも

心地よい風が吹く晴天の下、バラの運河を歩いていると、水面に浮かぶ水草を見つけました。何気なく見ていると、その水草の下で動くものが!
「水草が揺れているのかな?」と思っていたら、なんと小さな小さな魚が隠れているではありませんか。

 

ここハウステンボスの運河は、全長6km。潮の干満と水門の開閉を利用して、大村湾の水との入れ替えが定期的に行なわれています。常に新鮮な海水が流れ込むためか、運河には多くの生き物が生息しています。(フグ、ボラ、チヌ、タコ、牡蠣、サザエなどなど)
探さないと見つからないのではなく、歩いていてもすぐに発見できるほど、本当にたくさんの魚たちがいます。

 

さて、この水草に隠れている魚は、一体何の魚なのでしょうか?
体には、斑点や縞模様があります。色は茶色と黒が交じっています。ただ、すぐ、いなくなってしまい、撮れた写真もこの1枚。この写真をもとに調べてみましたが、結局分かりませんでした。
でも、左側の小さな写真の魚は、すぐに分かりました。これはチヌ。目視ではありますが、30cmはあったのではないでしょうか。

 

 

運河は、魚はもちろん、それを目当てにやってくる野鳥もいて、色んな生き物を間近で見ることのできる「生き物図鑑」のよう。
写真に収めて、自宅に帰り、本当の図鑑を片手に、思い出に浸りながら生き物について学ぶのも面白いかもしれませんね。

 

 

余談
先月産まれた白鳥の雛たちも、この運河で見ることができます。タイミングが合えば、親鳥についていく雛たちに出逢うかもしれませんよ♪

(写真・文/水上 由美)