2007年9月14日

黄昏(こうこん)

夕暮れ

シルエットのドムトールン

うっすらと三日月も・・・

黄昏(こうこん)
【日暮れ、夕暮れのこと (広辞苑より)】

 

日が暮れ始めるとその時の空の風景は、1秒、1秒、刻々と変化していきます。

 

 

キンデルダイク地区を見渡すことができる入国口で、今日の「黄昏(こうこん)」を見ていました。

 


場内で空を見上げると、そこには電柱や電線がありません。普段の生活では、街を歩いていても、車で通りを走っていても必ず見かけるもの。でも、ハウステンボスでは地下の「共同溝」を利用しているためどこを歩いても、その影すら見かけません。

 

 

空の茜色が鮮やかで、いつもだと記念写真の中心になるドムトールンや風車、街なかの建物が、今日は「黄昏」の景色の一部分にしかすぎません。

 

 

空を見るときに、全く邪魔するものがないというのは「不自然」なことかもしれません。でも、ここではそれが当たり前。

 

 

 

いつもの生活とは違うひとときを、ここハウステンボスで味わっていただきたいものです。

 

 

(写真・文/水上 由美)