触れて、感じて
バラ色の一日に浸る

昨年のバラ祭を訪れたモデルの前田エマさんと志暁さんが 一日の中でも様々な表情を見せるバラの魅力をご紹介します。



朝9時過ぎ、ホテルから歩いて最初の目的地「グランドローズガーデン」に向かった。
目の前に咲き誇る約2千品種のバラに、ふたりはたかぶる気持ちを抑えきれない様子。「バラの香りって、こんなに瑞々しかったんだね!」とエマさんが話しかける。「本当に! 人の少ない朝に来て正解だったね」と志暁さんも満足気に答えた。


9:30

Grand
Rose Garden グランドローズガーデン

朝だから体感できるバラの芳潤な香り

約2千品種が一堂に会す「グランドローズガーデン」。中にはバラの絨毯をイメージした「ローズカーペット」や47のアーチによる「バラの回廊」など、様々な庭園が集まる。早朝はバラの香りがいちばん強まる時間帯。


11:00

Rose Canal バラの運河

運河沿いの両岸を彩る
〝つるバラ〟の絶景

ひとしきりグランドローズガーデンを巡ると、ふたりは「バラの運河」沿いを散策。
全長1キロにわたって、運河に沿うように咲く「つるバラ」は、バラ祭きっての風物詩。異国情緒にあふれる街並みと、川面に映える彩り豊かなつるバラの絶景は見応え十分だ。遠景で眺めるならば、運河に浮かぶカナルクルーザーから。岸辺を散策しながら、香りや美しさを間近で愛でるのもいい。


12:30

Music & Rose
Square 音楽とバラの広場

軽快なライブと美味しいランチタイムのコラボ

バラの香りとともに、一流のミュージシャンによる軽快な生演奏が響き渡る「音楽とバラの広場」に到着すると、時刻はちょうどお昼時。ふたりは迷わず、ここでランチをとることに。エマさんと志暁さんはテラスとを囲うように彩るバラの中で、スパークリングワイン片手にバラ祭限定のワンプレートランチにご満悦。


14:00

Rose Palace バラの宮殿

香りとホワイトローズが創りだす極上の癒し空間

食事を終えるとふたりは「バラの宮殿」へと移動。宮殿の前庭には、芳潤なバラの香りに包まれる「ローズガーデン」と、白いつるバラが咲き誇る「ホワイトローズガーデン」がある。

オランダのベアトリクス王女の宮殿を忠実に再現。

香り豊かなホワイトローズ。


16:00

Café & Bar 光のカフェ&バー

グランドローズガーデンを見渡すカフェでひと息

ガーデン内に佇む「光のカフェ&バー」でティータイム。「ローズジュース」は、ブルガリア産ダマスクローズの花を一枚一枚、手摘みにしているそうだ。「バラって育てるのが難しい花ですよね?」(志暁さん)。「そう考えると、たくさんのバラを一度に見られるなんて幸せなことだね」(エマさん)。

ガーデンを一望できるカフェが今年、誕生


19:00

Night Rose ナイトローズ

昼とはまるで別! 夜だけの魅惑のバラも見逃せない

「ナイトローズ」は、光と香りの相乗効果によって生まれるバラのイルミネーションアート。夜のバラには、昼には見せない大人の魅力が漂っている。これほどの規模によるバラのライトアップは国内では珍しいという。期間中は終日見逃せないイベントが盛りだくさんだ。


バラのアレンジメントが、ロビー全体を芳しい香りで包み込む。

泊まったのはココ!

Rose Hotel 薔薇のホテル

最高級ホテルもバラ色に染まって

運河沿いにバラ祭の街並みを眺めながら専用のクルーザーでチェックインできる「ホテルヨーロッパ」。バラ祭の期間中は、ロビー、ラウンジ、レストランなどホテル全体にバラが飾られる。

バラのアレンジメントが、ロビー全体を芳しい香りで包み込む。

運河に面した「アンカーズラウンジ」もバラ一色に彩られる。

壁一面に花の模様がデザインされた客室も。


2千品種の中から選んだ
ふたりのお気に入りのバラは?

エマさんが選んだのは…
〝アシュラム〟

中間色の枯れたような色合いが好きなのですが、さすがにそんな変わったバラはないだろうと思っていました。でもフチが茶色を帯びた、まさにイメージ通りのバラと出合えてびっくり。バラの品種の多さには驚くばかり。

志暁さんが選んだのは…
〝バレリーナ〟

他のバラと違って、比較的小さなフェイスがカワイイですよね。じっと見ていると、チュチュのように見えてきて、とても気に入りました。ホワイトとピンクのコンビネーションも派手すぎず、さりげないところが好きです。


Profile
まえだえま◎1992年生まれ。東京造形大学卒業。ウィーン美術アカデミーに留学。モデル以外に、朗読、ペインティング、エッセイ執筆でも活躍中。

しき◎1994年生まれ。フィンランド人と日本人の両親を持ち、国際経験が豊富。自然に囲まれた場所が大好き。エマさんは同じ事務所のモデル仲間。

text : Satoshi Miyashita photographs : Nanae Suzuki
styling : Setsuko Todoroki hair & make-up : Yuko Aika
エマさん:ワンピース、シャツ、シューズノすべてスタイリスト私物 志晩さん:シャツ、パンツ、シューズ/すべてスタイリスト私物