世界中の子どもを夢中にし続けているミッフィー。デビュー以来、半世紀が経ちますが、愛くるしい姿は小さな心を捉えて放しません。ハウステンボスでもここでしか買えないオリジナルシリーズがあり、いつも人気。最近、グリーンミッフィーという新しいシリーズが加わってますます注目を集めています。
グリーンミッフィーって、なあに? 熱心なファンならずとも気になるハウステンボスの新オリジナルシリーズ。その紹介の前に、ミッフィーのことを少しおさらいしておきましょう。 ミッフィーは1955年、オランダ生まれ。生みの親はディック・ブルーナさんです。ブルーナさんは小さい頃から絵を描くのが大好き。大きくなって、父がやっていた出版業を手伝うようになります。 そんなある日のこと、息子がうさぎのぬいぐるみと遊んでいた姿を見て、小さい頃、本物のうさぎを飼っていたことを思い出し一匹のうさぎを描きました。それがミッフィーでした。
ブルーナさんはミッフィーに文章をつけて小さな絵本として出版。日本でも1964年に「ちいさなうさこちゃん」という題名で出版され、現在も書店に並びます。その魅力はなんでしょう? シンプルな線? 鮮やかな色使い? どれも正解ですが、一番の魅力は描かれているものが何かすぐわかること。その制作の過程において、余分なものをそぎ落とし、物事の本質まで追求したイラストだからこそ世界中の子供たちに、そのメッセージがきちんと伝わるのです。 「その小さな眼と口だけで、ミッフィーのさまざまな感情を表現すること。それがどんなにむずかしいか、おわかりでしょう?でも私にとって、一番重要な作業のひとつなんです。」 私達をまっすぐに見つめる無垢な眼。そこに宿るささやかな感情に、どうか気づいてあげて下さい。
ディック・ブルーナ氏 1927年オランダ生まれ。 絵本作家・グラフィックデザイナー。 幼少の頃から絵を描くのが好きで、長じて美術館で見たピカソらの絵を見てアーティストになることを決心。 父が出版していた探偵小説などの表紙を担当していたところ評判になり、グラフィックデザイナーとして認められます。 やがてミッフィーを生み出し、現在もなお、生まれ故郷のユトレヒトで精力的に創作を続けています。
ミッフィーやブルーナさんのことをもっと知りたい人はこちらへ
The Official Dick Bruna site
日本のミッフィー情報サイト
さて、ハウステンボスにはこの街でしか売っていないオリジナルのミッフィーグッズがありますが、それはどうしてでしょう? そもそもハウステンボスにミッフィーが登場したのはいつのことなのか、それらのいきさつを少しご紹介します。 ハウステンボスとミッフィーとの出会いは旧長崎オランダ村でのこと。 オランダの優れたアートを日本に紹介しようと、1980年代、テーマパークの先駆けとしてブームを呼んでいた同園で、ミッフィーグッズの販売がスタートします。
1992年、オランダ村はハウステンボスに進化。ヨットと風車のイラストを使ったオリジナル商品がスタート。1994年は、オランダ国旗を持ち木靴をはいたミッフィーが登場。日本とオランダの交流が400周年を迎えた記念すべき2000年にはブルーナさんが両国国旗をもったミッフィーを描き下ろし、専門店ナインチェがオープンしました。
07年、ハウステンボスオープン15周年を記念してアースカラーのミッフィーが登場。発売前は、落ち着いた色合いが関係者を驚かせましたが、お店に登場すると、すぐに品切れになってしまうほどの評判を呼び、ハウステンボスのナインチェは、世界最大級のミッフィーグッズの専門店としてファンに認知されるようになります。 そして迎えた、2009年6月のミッフィーマンス。ミッフィーの誕生日6月21日を祝ってさまざまな催しを企画。宿泊プランをはじめ、スペシャルメニューや特別なイベントを用意したところ、多くのファンが駆けつけ、とても盛り上がりました。 環境を大切にし、たくさんのお客様に感動を与える事を追求しつづけるハウステンボス。これからもこの街で活躍するミッフィーに会いに来て下さいね。
※展覧会はすべてハウステンボス美術館で開催