2008年3月8日

春を辿るお散歩 〜チューリップの地上絵〜

ドムトールンより

白雪姫

記念撮影中

コンテナガーデニング体験を見学したあと、ふと広場を見渡すと、ここにもたくさんのチューリップ。花壇ごとに、様々な品種が植えられています。
ただ、よく見ると、花壇の大きさや形がバラバラ。また側には芝生もあります。何故だろうと思い、ドムトールンの展望台に登ってみました。
すると、そこには広場の半分を埋め尽くす大きな地上絵が表れました。

 

この地上絵も、前のスタッフレポートで紹介した「花の街SASEBO」のイベントの一つ。メインテーマとなっている九十九島を絵で再現しました。
使用されている花の中には、日本初登場の品種「クルスピオンスィート」や八重咲きの希少品種「パラダイスアイランド」など、本当に珍しいものばかり。

 

キャプションを見ながら、それを書き留める人に話を聞いてみました。

「八重咲きのものや、フリルが可愛いものもあるし。私が知っているチューリップとは色も形も違っていて。家に帰ってから調べてみようと思います」
と、一つ一つを真剣に見つめています。

話を聞いて、私も注意深く見ていると、花びらの形や色だけではなく、他にも異なる部分が。それが、花の中の中央部分。
左の小さな写真は「白雪姫」と呼ばれる品種で咲き始めはクリーム色。どんどん、真っ白へと変わっていくこの花の中は、緑色。他チューリップも、真ん中が紫や白、赤、黒と様々。

 

 

地上絵を上から見て、近くでもチューリップの花を見る。一つ一つを観察すると、色んな発見ができるかもしれませんね。

 

(写真・文/水上 由美)