2008年3月8日

春を辿るお散歩 〜地植えのチューリップたち〜

小さな芽がたくさん

これは中指ほどの大きさ

キンデルダイクも一望

「ぽかぽか」という言葉が一番似合う、暖かな日射しが街を包み込むかの様に降り注いでいます。この春の陽気に誘われて、久しぶりのお散歩に出かけてみました。

 

まず向かったのは、バスチオン地区。この場所には、昨年11月にチューリップの球根が植えられました。あれから3ヶ月ちょっと。
「どうなっているのかな?」

と、足を踏み入れると、花壇は緑色。近づいてよく見れば、手の指ほどに成長したチューリップの芽がたくさん。先が尖った葉の大きさが手の平ほどのものもありました。

花壇は互い違いに作られていて、満開を迎える頃には、レインボーカラーのチューリップがちょっとした迷路を形作ります。
また、ここはキンデルダイク地区が見渡せるスポットでもあります。3連風車の前にあるので、風車と花畑、そして、運河をカナルクルーザーが通っていけば、そこはヨーロッパの街並み。写真を撮るにはおススメの場所です。


これからますます暖かくなる日射しが、この芽たちにとって欠かせない栄養となります。日々成長するチューリップ。色鮮やかな花びらを見せてくれるのは3月下旬から4月上旬。

何色の花が咲くのか、楽しみに思いながらお散歩は続きます。

 

 

(写真・文/水上 由美)