2007年12月16日

夢いっぱいの『お菓子の家』づくり

仁位先生を囲んで。どの家族も素敵な作品ができました

車を作ったよ〜

腕前はまさにプロ級!

天気は快晴。空気は冷たいけど、燦々と降り注ぐ日差しを浴びていると、冬だということを一瞬忘れてしまいそうです。

 

そんな陽気に包まれた今日、パサージュでは『お菓子の家』の飾り付け体験が行われ、モーレンクラブ会員の中から抽選で選ばれた10組の親子が、楽しいひとときを過ごしました。

 

本日の飾り付けの先生は、料理・洋菓子研究家の仁位京子さん。ロンドンや国内でお菓子作りを学び、ティーインストラクターの資格も持つ、まさにお菓子のエキスパート。20年に渡り、料理と洋菓子の教室を開かれているかたわら、ボランティアでお菓子の家作りを指導しており、これまでに建てた数は、ゆうに400を超えているとか。

 

お菓子の家は、25cm四方ほどの大きさで、レープクーヘンというクッキーと小さなチョコレートなどをアイシングという卵白と粉砂糖、レモン汁でできたクリームでくっつけて作ります。

 

テーマは童話「ヘンゼルとグレーテル」に登場する『お菓子の家』。物語では『魔女の家』ですが、ここはクリスマスとあって、登場するのは魔女ではなくてサンタさん。

 

松尾南さん(12歳)の作ったサンタやトナカイは、プロ顔負けの出来で、仁位先生も思わず写真に撮られるほど。

 

こどもたちは、「僕は煙突をつける!」「私は壁に模様を描くの」などなど、目を輝かせながら思い思いに飾り付けを行いました。

 

香野広末さん(46歳)は、「普段はこどもと一緒にお菓子作りなどしたことがないので、とても楽しかった。ぜひ来年は家でもやってみたい」とにっこり。

 

 

仁位先生も「みなさん親子で相談しながら、その家だけのものを作ってくださったのが嬉しかったです。どの作品からも家族のあたたかさを感じることができました」と笑顔で話しました。

 

本日完成した10件の「お菓子の家」は、12月25日まで、パサージュ内に展示いたします。

 

 

思った以上に簡単に、そして楽しくできるこの「お菓子の家づくり」。みなさまもぜひ、ご自宅で挑戦してみてくださいね。

 

 

(写真・文/池田 伸一)