2007年9月19日

秋の青空

マウリッツ広場にて

向かい合う獅子

花の女王ダリア

日差しはまだ強いですが、木陰にはいると涼しく、秋の気配を感じながら街を散策してきました。

 

見上げると真っ青な空が広がっています。

 

今日はこの空を背景に写真撮影することにしました。

 

秋の花のスポット「アートガーデン」で、花の女王と呼ばれるダリアが少しずつ咲き始めていたのでパチリ。

 

また、マウリッツ広場にあるフライトオブワンダーの建物の上に向かい合った獅子がいたのでパチり。

 

そして、広場の中心にある噴水(マウリッツの泉)でパチり。

 

この噴水の像は、ギリシャ神話のアモールとプシュケの物語が題材になっています。

 

まだ神々と人が共存していたはるか昔、美しい少女がいた。

彼女の名前はプシュケー。人々はその美貌を誉めたたえ愛と美の女神アフロディテに勝るとも劣らないと噂した。

 

その評判は女神アフロディテの耳にも入り、嫉妬深い女神は自分の息子である恋の神アモールに、プシュケーを見るもおぞましい怪物の妻にするよう命じた。

 

だが、プシュケーはを愛したのは皮肉にもアモールだった。

 

そして、交際の許しを得ようとするプシュケーと激怒するアフロディテがこの像の場面です。

 

最後に、プシュケーはアフロディテが課す幾つもの試練をみごとに乗り越えて、はれてアモールの妻となる幸せな話。

 

この話にちなみ、ここマウリッツの泉では、コインを投げ入れると恋が叶うといつしか囁かれるようになりました。

 

今日も、この泉の前で記念写真を撮っているカップルやご夫婦がたくさんいらしゃいました。

 

 

(写真・文/白仁田 順子)