
NEDOとの共同研究事業で、次世代型太陽電池を採用した発電設備としては日本最大級の大規模太陽光発電設備がハウステンボスに
「長崎次世代エネルギーパーク」が2009年3月24日、ハウステンボスにオープンしました。
「次世代エネルギーパーク」とは新エネルギー等の国民の理解増進を図るための地域拠点として経済産業省(資源エネルギー庁)が整備を促進している事業です。
「長崎次世代エネルギーパーク」は2007年10月、全国で初めて認定された6つの次世代エネルギーパークのひとつです。
その舞台となるハウステンボスでは、NEDO(独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の採択を受け、次世代型太陽電池である微結晶タンデム型太陽電池を採用した、大規模太陽光発電設備を設置しました。使用した太陽光パネルは約7000枚にのぼります。
この太陽光発電設備の出力は900kWで、年間100万kWhの電力を作ることが可能です。これは一般家庭が消費する電力量の約250世帯分に相当し、ハウステンボス施設全体の年間電力使用量の2~3%を賄える規模です。
「長崎次世代エネルギーパーク」での取り組みを展示した「テーマ館」も「Kirara」内にオープンしました。実際に使用している太陽光パネルや説明ボード、体験型装置を設置し、ご来場のお客様に見て・触れていただくことで、ハウステンボス内でエネルギーを創り、供給し、消費する「エネルギーの地産地消システム」を体験していただきます。
太陽光パネル設置箇所。上記以外はお客様駐車場、エネルギープラント棟などに設置(合計10ヶ所)。
“CO2排出ゼロ”の環境に優しい乗り物の実用化に向けたソーラーシップなどの実験・研究も
また、ハウステンボスでは、長崎県内の企業や大学、行政と共同で開発中の太陽光パネルを搭載した電気推進船の実証実験も行っています。
カナルクルーザーを改造した旅客船「ソーラーシップ」は、2009年8月5日、交流モーターを利用した電気推進船(商業用)として日本で初めてJCI(日本小型船舶検査機構)より正式認可を受けました。2人乗りのレジャー船「ソーラーボート」の運航実験も行っており、石油や石炭などの化石燃料を全く使用しない、環境に優しい新しい乗り物の実現に向けた取り組みを行っています 。
今後、ハウステンボスを舞台に計画に基いた様々な取組みが展開されていきます。
■長崎次世代エネルギーパーク
長崎県や佐世保市、九州電力、ハウステンボス等でつくる「長崎次世代エネルギーパーク運営協議会」が運営主体。関連施設として開発中のソーラーシップやソーラーボートのほか天然ガスコ・ジェネレーションシステムがある。
■長崎次世代エネルギーパークツアー
徒歩またはセグウェイを使って、太陽光パネルや長崎次世代エネルギーパーク・テーマ館を巡る、ガイド付きツアーもご用意しています。
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